「居着きのアジ」というものを調査中。垂水漁港でアジング

前回アジを釣ってから、頭の中はアジでいっぱい。

しかし、淡路島に渡るのはやはり少々ハードルが高いんです。片道900円、明石海峡大橋に乗るまでにも、最低でも210円は必要ですから片道合計1110円。往復だと2220円。

せっかく手軽なアジングに、1回2220円も払うのはできることなら避けたいと思う私です。

ということで、前回の釣行をベースに、淡路島に渡らずにアジに出会える場所はないかと考えることにしました。

■居着きのアジが釣れる条件とは?
一応、前回釣れた翼港が、アジの居着きやすい場所だと仮定し、その周辺環境を考えてみました。(すっごい浅はかな考えなんだろうとは思いつつ・・)

◆潮通しが良い、または近くに潮通しの良い場所がある

◆エサがいつでも豊富

◆水深が深め

◆居着ける場所がある(浮き桟橋とか船とか)

◆海が荒れても耐えられる場所がある(=居着ける場所なのかも)


こんなところかなぁと考えました。

まぁこれって、オンシーズンでもアジが釣れる場所になるポイントだとは思うのですが・・・。現段階ではこれぐらいの条件しか想像できませんでしたが、とりあえずは仮説が重要です。

なにより大前提として、淡路島より北のエリア(要は神戸の陸っぱりポイントの漁港全体的に)は、このシーズンに居着きのアジはいないだろう」というのが、今のところの私の考えです。それでも、淡路島へ渡らずアジが釣れるポイントを見つけたい!!ただただその思いでポイントを探します。


■結果、選んだ漁港は垂水漁港
仮説で上げた条件を満たす漁港は正直なかったのですが、3つの条件を満たす場所として、垂水漁港が浮上。ここはあまり深く考えず(釣れないだろうと気軽な気持ちで)行ってみることに。


■釣行データ
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釣行日:2016年4月8日(金)
エリア:神戸垂水漁港
潮:大潮
気温:14℃(車載機)
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到着したのは14時頃。



実はあまり垂水漁港のことは知らないので、まずは明るいうちにポイントチェックをしておきます。

深さとか深さの変化、障害物、潮の変化(←意識はしてるんだけど、これがよくわからないのだ..)などなど。あとわかりやすさでいうと、地元っぽい人がどこで釣りをしているか。その他絞め跡がないか等。夕マヅメどこでやるかを決めます。

調べた後は、夕マヅメまで仮眠。。

■そして釣果は・・・

ハイ、1匹だけでした。



いいサイズ(22cm)のタケノコメバルでしたケド。

釣れたのは夕マヅメ。18時半ころ。
足元の藻のそばで釣れました。

18時前から21時前まで釣りを続けたのです。しかしこの1匹以外まっっっったく魚の反応ナシ。

一応それなりに、色々試しました。けど、ガシラも、メバルも、アジも・・・・な~~んにもなし。金曜日の夜だというのに釣り人がいないのはそういうことなの!?

■最初に立てた仮説を検証
次回につなげるために今回の仮設と釣行を検証。まずはやっぱりまだまだ考えが浅かったな~と思います。

あれから、まずオフシーズンに入る直前、最後までアジが釣れている実績の場所(おかっぱり限定)はどこかなと考えてみました。あまりよく分かっていないのですが、なんとなく頭の中にあるのは

◆兵庫突堤

◆神戸空港

◆ポーアイ北公園

かなと思います。
上記のポイントは、居着きのアジのポイントというよりは、「回遊のアジが最後まで残っているポイント」になるんだと思っています。

須磨海釣り公園や、平磯海釣り公園の釣果情報も確認しましたが、上記のポイントの方が2015年遅くまで釣れていました(2015年、すとろーくが12/30にアジを釣った実績あり)。

やはりよく考えてみると、寒くなったアジは南下しますが、その際、神戸の西の方からポーアイあたりを通り、淡路島から和歌山の方まで南下するんでしょう。

となると、

◆南下ルートの途中の場所

という条件も鑑みなければいけなかったのかもしれません。

■「居着き」の定義が違うのかも??
そうやって思考にふけっていると、「居着き」の定義がよくわからなくなってきました。

「居着き」って「その場所に住み着くこと」という意味ですが、生まれて死ぬまでずーーーーーっとその場所に居続けるのか、基本は回遊をしつつ、冬だけ居着くのか、その辺の定義が我ながらあいまいなことに気付きました。

もし後者の場合は、冬になる(動きにくくなる)までは回遊をするわけですから、やはり南下ルートの途中までは進んでいるんだと考える方がいいのかもしれない・・・??そんなことも考えましたが真実はアジのみぞ知る・・・・

今後数年かけて調査できればなぁと思います^^

釣果は悔しいけど、自分なりにいろいろ考えながら釣りをするのって醍醐味ですよね。釣れたときの喜びはハンパないですからね~。

■潮汐カレンダー




■タックル
<ジグ単タックル>
ロッド:ラクゼ コーストラインAJ S610ML-Solid.F(がまかつ)
リール:14プレッソ1025(ダイワ)
ライン:鯵の糸0.3号(サンライン)
リーダ:FCスナイパー3lb(サンライン)
ジグヘッド:尺ヘッド0.8g~2g(ジャズ)
ワーム:マゴバチ(オンスタックル)

<キャロタックル>
ロッド:ラグゼ コーストラインAJ S72M-Solid.F(がまかつ)
リール:11ソアレCi4 C2000HGS(シマノ)
ライン:アーマードF+ Proプロ0.6号(デュエル)
リーダ:FCスナイパー4lb(サンライン)
ジグヘッド:アジスタ0.6g(TICT)
キャロ:Mキャロ L 5.0g(TICT)
ワーム:マゴバチ(オンスタックル)


◆本年度釣行回数 11回