■シマノ セフィアG5(0.5号/0.8号)を巻くきっかけ
以前アジングキャロ用に、デュエル アーマードF+ Proプロ0.6号を巻いたのですが、このラインが通常の0.6号よりもかなりしっかりしている感触がありました。しかしそれは感触的に「もしかして他のラインよりちょっと太いのかも?」というマイナスな印象もつながっていたのもありまして、ただでさえアジングキャロ用としては、太いと思っていた0.6号を0.5号に落とすことにしました。巻き替えたラインは、シマノのセフィアG5。出る前からかなり気になっていたラインです。

このラインの一番の特徴は高比重。比重が1.25~1.43のPEラインなんです。
比較情報として、こちらのブログが詳しいですが
[DeeeP STREAM]PE革命来たる!?超高比重PEライン「セフィアG5 PE」登場!
http://deeepstream.com/2015/09/10/sephiag5pe/
一般的なPEラインの比重が0.98、ナイロンラインが1.14、フロロラインが1.78、最近は高比重を特徴としたラインもたくさん出ていますが、その数値に差があります。
他に候補に挙がっていたPEラインだと
【ラパラ】 サフィックス(SUFIX)<1.1>
【デュエル】 アーマードF+ Pro <1.0強>
といった感じで、1をちょっと超える程度ですから、他のラインと比べてもよく沈むのではないだろうかと期待しております。
今回はアジングキャロ用に0.5号をチョイス。現段階ではそれが一番細い号数です(神戸周辺なら0.4号でもイイと思ってますが無いの)。

ついでに0.8号も購入しました。こちらはエギングで使用予定です。
■セフィアG5の構造

G-CROSS工法採用シマノサイトにそのような説明がありましたが、要はPE4本綴りの真ん中に、重ためのライン(素材)が挟んであるってことですよね。発想がスゴい。その真ん中の素材が「高比重フッ素繊維」だそうで、これが高比重のカラクリだそう。
高比重フッ素繊維に4本のPE原糸を編みつけました。従来のPEと比較し高比重化が可能になりました。

パッケージ裏面
■巻いてみた感触
早速巻いてみました。
真ん中に高比重素材があるとのことで、固いのをイメージしていましたが、これがソフト・さらさらな感触。デュエル アーマードF+ Proプロよりよっぽど柔らかいです。8本綴りの方が強度もあっていいっていう思い込みもあるんですがどうなんでしょうか。「高比重フッ素繊維」は強度にも貢献しているのかな??まぁ、まだ使ってないので使用感は数カ月使ってみてから。。
■高比重は必要か?
高比重のPEラインは必要なのでしょうか。私自身の釣りを振り返ると、今のところはそこまで高比重を重要視はしていません。ただ、アジング、エギング、バス釣りすべてにおいて私は、フォールの釣りが得意(というか好き)でして、強風時のラインコントロールの不自由さにやきもきする時が結構あります。バス釣りではフロロを使用しているのでいいのですが、PEを使用する海釣りでは対策があればいいなと考えていました。
「高比重のPEが自分にとってベストかどうか」を試すのも今後の釣りの楽しみですね。また報告します。